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大人だからこそダンスで起こりうる怪我の対策を

投稿日:2023年10月28日
更新日:2023年10月28日

皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織です。

大人になってから運動を始める際に、気がかりなのは怪我をしてしまう事。
特に長い期間身体を動かさず過ごしている場合はより気になりますよね!
今回は、事前にできるケガの予防法と考え方について解説していきます。
怪我のないよう対策をし、日々のダンスライフをより充実したものにしていってください!

予防の基本!原因から対策を考えよう

まずダンスでよく起こるケガの原因を知っておきましょう。
ケガはどれも単一の原因によるのではなく、さまざまな要素が複合的に働いて起こります。
しかし中でも主因となるものがあり、ダンス中のケガの主原因は2つに大別できます。

①技のやり方によるもの

技に挑戦して起こるケガは、そもそも実践する際の動きが正しくない、姿勢や重心の動かし方が間違っている、教わった通りに行えておらず自分の悪い癖が染みついてしまっているといったことが誘発している場合があります。
技を美しくみせるためにも、無用なケガを予防するためにも、動きは丁寧にさらい、ひとつひとつ正しく身につけるようにしましょう。
正しいフォーム、正しい動きをしっかり確認して繰り返すこと、これが上達とともにケガの予防になります。

独学で学んだり、アレンジを加えたりする際には、自分の筋力や骨の成長、スキルに見合わない無理な振り付けになっていないかに注意しましょう。
初心者や子どもは、なかなか自分で判断することが難しいケースも多いので、プロのアドバイスを受けながら実践していくことをお勧めします。

②ボディケアを怠る

大きなイベントの本番前など、より早く上手になりたい、完璧に踊りこなしたいと思うあまり、急激に練習量を増やしてしまうケースがみられます。
これもケガの原因となりやすいところです。
慣れない練習量の多さに身体がついてこず、思わぬケガにつながったり、同じ動きを継続し続けた結果、疲労骨折を起こしたりしてしまう危険があるのです。

ある程度の練習量が増えるのは当然でも、それが過度になっていないか注意し、コンディションを整えながらダンスを仕上げていくことが大切。
ケガで思うようなパフォーマンスができず、実力を出せなくなっては悲しいですよね。
無理ができなくなってくる大人だからこそ、疲労をためないケアとともに、計画的な練習で取り組むようにしましょう。

ウォーミングアップを念入りに

疲労のため込みや活動に際しての準備不足がケガに繋がりやすい為、ケガ予防としてダンス前後のストレッチを中心としたケア、日頃の体調管理がポイントになります。
練習や本番に入る前、動く身体の基礎準備として、ウォーミングアップを念入りに行うことは、ケガを未然に防止する事に繋がります。
ウォーミングアップとして軽い動きから身体を慣らしていくと、徐々に血行が良くなり、隅々にまで血液循環が行き渡って、運動に適した体温がつくられます。
身体の温度が上昇することで、関節付近や筋肉も温まり、硬い状態から柔軟な状態にほぐれていきますから、スムーズな曲げ伸ばしや着地などによる衝撃のしっかりとした受け止めが可能となり、ケガを予防することができるのです。

周囲の温度が低い冬場は、とくに丁寧なウォーミングアップが求められます。

日頃、運動不足な人が急に動く事はケガに繋がる大きな要因です。
それに加え冷えた硬い身体、筋肉で踊ることは大きなケガに繋がってしまいます。
日々の練習で活動的な身体をつくっていても、通常モードから活動モードへと切り替えるウォーミングアップはきわめて重要です。
最初はゆっくり、徐々に心拍数を上げて軽く汗ばむ程度の運動で身体を温め、血流をアップ、筋温も上昇させておくようにしましょう。

きちんと事前のウォーミングアップが行えていれば、ケガの予防になるだけでなく、動きの質が良くなり、関節や筋肉を大きく柔軟に使ったパフォーマンスができるようになります。
面倒がらずしっかりと行ってください。

ダンス前後にはストレッチを!

ダンスを行う前、また終えた後のストレッチも重要です。
レッスンには必ず組み込まれていると思いますが、自主練習でも必ず行いましょう
ウォーミングアップとともに、ケガをしにくい柔軟な身体をつくり、血行を良くする効果がありますよ!

血流が悪い状態では酸素や栄養も行き届きにくいため、疲労が蓄積されやすくなってしまいます。
疲労はパフォーマンスレベルを低下させるだけでなく、ケガのもとになります。
ストレッチは、疲れにくく、回復しやすい身体をつくるのに有効なので、結果としてケガのリスクをさらに下げることができるのです。

緊張をほぐしてメンタル面を整えたり、姿勢を美しく改善したり、より可動域を広げていけるといったメリットもあります。
ストレッチをする事は、上達の近道であり、ケガの予防にもなると思うと自然と重点的に取り組めるようになりますね!

まとめ

当たり前の事と感じる方も多いかもしれませんが、基本を徹底することで、多くのケガを予防することができます。

また、ちょっとした隙間時間でできるストレッチやエクササイズを行うと、柔軟性の向上や身体の軸の矯正、安定感のある重心のとり方などを身につけられます。
これをする事によってさらにケガの予防とパフォーマンス力のアップを目指すことが可能です。

筋肉が硬い時、ストレッチで補えない不安がある場合には、テーピングやサポーターも用いると良いでしょう。
身体により敏感に、正しいケガ予防の知識を身につけて、楽しくダンスを続けてくださいね。

この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。

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