アイソレーションのコツ!
投稿日:2023年10月7日更新日:2023年10月7日
皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールリアンの髙橋紫織です。
前回アイソレーションについて解説をして行きましたが、今回は各部位のやり方とコツについて解説して行きます!
部位別アイソレーションのやり方と練習方法
アイソレーションは上半身の動かし方が難しいとされています。
それぞれ首や肩、腰などのアイソレーションの動きを学んで実際にやってみて下さい。
首のアイソレ
首は最もアイソレーションの練習で難しい部位です。
しっかりと丁寧に自分の動きを確認しながら練習しましょう!
普段やらない動きなのでまずは慣れることから始めてみて下さい。
首を前後に動かす場合
比較的簡単にできる練習法なので、首から始める場合は前後の動きからがオススメ!
◾︎あごが上がらないように気を付ける
◾︎首を少し斜め下に出し、出した首を斜め後ろに引く
◾︎頭の動きにつられて肩など他の部分を動かさないように、首だけを動かす
◾︎首が倒れないように注意して、力まずにやさしく前後に繰り返し動かして練習する
◾︎体と首で引っ張り合いを意識する
どうしても肩に力が入りやすくなる為、最初は腰に両手を当てて肩を固定。
ゆっくり動かしていくとうまくいきますよ!
慣れてきたら手を外して練習してみてください。
首を左右に動かす場合
左右は前後に比べ難しいの使う筋肉を意識しながら少しずつ動かしましょう!
◾︎首は真っすぐ正面を向いて水平にスライドさせる
◾︎両手を組んで上にあげ、上げた手の二の腕に耳を付けるように首を左右に動かす
この他にも手をクロスするようにして、肩を抱えながら首を動かしてみたりしてコツをつかみましょう。
繰り返し練習あるのみなので、鏡を見て行ってください。
首の前後左右の動きをつなげて円を描く
これまでの動きを全て合わせて円を描くように首を回していきます。
ここでも肩を動かさないのがポイントです。
◾︎首を前後左右に動かしていたものをつなげて、首で円を描くようにスムーズに動かす
◾︎反対周りも行いゆっくりと動かす
鏡を見ながら、肩を少しあげて行うと首を動かしやすくなりスムーズに動きます。
自分の苦手な方向が出てくるため、特に重点的に回してみましょう。
普段でもリズムを取るときに首を動かす癖をつけると、だんだん首を動かす事に慣れ、滑らかになっていきます!
肩のアイソレ
肩をうまく使えるようになれば、かっこいい動きができます!
比較的に簡単にできる動きです。
肩のアイソレーションは上下と前後の2方向の動きがあります。
肩先ではなく肩甲骨を意識しながら動かすのがポイントです。
◾︎両肩を上下に上げ下げを繰り返す
◾︎片方の肩をあげてもう片方の肩をさげる動きを繰り返す
◾︎両肩を前後に動かす
この一連の流れを順番に繰り返しながら練習すると、肩が滑らかに動いていきます。
肩の動きはダンスにメリハリが出る動きとなるため、しっかりと練習しましょう。
胸のアイソレ
胸を前に突き出すときは肩を後ろに下げ、胸を後ろにするときは肩を前に出すような感覚で動いていきます。
慣れてきたら肩は余り動かさず胸を意識して動かしていきましょう。
◾︎肩は床と平行に保ち、腰はしっかりと固定した状態にする
◾︎胸を左右に大きく動かす
◾︎胸を前後に動かす
◾︎右前左後に動かして反対も繰り返す
腰から上を動かす練習を地道に行うことが大切です。
最初はあぐらをかいて練習すると腰が固定されて動かしやすくなります。肩から先に出ないよう胸を動かすイメージで!
腰のアイソレ
足を肩幅より少し広めに開き、膝を軽く緩めて立った状態で行います。
足は伸び切らずに少し膝を曲げて動かすと良いですよ!
◾︎みぞおちを動かさずに、おへそを左右に動かす
◾︎みぞおちと肩の位置をキープしながら、右→前→左→後、左→前→右→後の順番で動かす
◾︎最後に、前後左右の点をつないで円を描くように回す
手を骨盤に沿えて行うとやりやすいです。
どうしても身体が傾いたり横を向いたりしがちなのでしっかりとまっすぐに立って行いましょう。
あまり普段このような動きをしないため、最初はスムーズにできないかもしれませんが慣れると簡単にできます。
アイソレーションを練習するときの注意点
自宅で練習をするときは自分でしっかりと動きをチェックしなくてはいけません。
初心者の人が独自でアイソレーションを練習する時は、以下のことに注意して行うようにしてください。
◾︎鏡で動きをチェックしながら行う
◾︎呼吸は止めずにリラックスして行う
◾︎できるだけ大きくゆっくり丁寧に動かす
◾︎動けてきたら音楽にあわせて行う
◾︎できるだけ毎日練習する
特に鏡を見ながら練習することが一番大切なことです。
自分の動き方をしっかりと把握しておくことで上達に繋がります。
魅せるダンスのためのアイソレーション
かっこよくダンスを踊れるようになる為には練習をすることが一番の近道になります。
初心者だからこそ基礎も身につきやすく、覚えも早くなるので諦めずに繰り返し練習をしてみましょう!
発表の場などで人に魅せるダンスを踊るときは、自分の魅せ方も考えておく必要があります。
たくさん練習をしてかっこよくダンスが踊れるようになりましょう!
この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆