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ジャズダンスの基本動作

投稿日:2023年9月19日
更新日:2023年9月19日

皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクール リアンの高橋紫織です。

 

前回ジャズダンスの種類について解説していきましたが、今回も引き続きジャズダンスについての解説です!

ジャズダンスはバレエの要素がベースのダンスです。
クラシックバレエに基礎的動作があるように、ジャズダンスにも基盤となる動きがあります。
今回はいくつかの基本動作について解説していきます。

 

プリエ

プリエとは、膝とつま先を外向きに広げて膝を曲げる動きです。
膝を少し曲げることを「ドゥミ・プリエ」、深く曲げる動作を「グラン・プリエ」といいます。
上半身を緊張させた状態(引き上げた状態)で、姿勢を正すことがポイントです。お尻を突き上げたような恰好になりがちなので注意しましょう。
肩の力は抜き、美しく立つこと。
膝やつま先の向きだけでなく、骨盤の向きや身体の重心を意識することが大切です。

 

パッセ

パッセとは、片足を地面につけながら、もう片方の足で三角形をつくる動きのことです。
ジャズダンスにおけるパッセは、足を開いた状態と閉じた状態の2種類に分けられます。
足を開いた状態のパッセは正面から見たときに三角形となり、閉じたのパッセは横から見たときに三角形になっています。

 

パドブレ

パドブレとは、つま先立ちしながら足を細かく移動させる動作のことです。
片足をサイドに出し、もう片方の足の後ろに入れる動作を繰り返して行います。
バレエでは細かく足を動かし繊細な動きを見せるステップに対して、ジャズダンスでは、股関節から大きく足を広げダイナミックでしなやかな動きがポイントです。
ジャズダンスではバレエよりも大きなステップを刻むことが特徴といえるでしょう。

 

バットマン

バットマンとは、足を上に高く上げる動きです。
バレエでは前後左右に足を上げますが、ジャズダンスでは主に左右に開脚します。
股関節の柔らかさによって上がる高さが変わるので、しっかり準備体操をしてから動かすようにしましょう。
目を引くような大きな動きで、ダンスの振付においてアクセントとして用いられる事が多いです。

 

ダブルターン

ダブルターンとは、その場で2回転する回転技です。
頭の頂点からつま先まで真っすぐに保ちながら、腰を上げて回ります。
最初は、つい肩に力が入って軸がぶれてしまうことが多いですが、肩をまっすぐにしてバランスを取るようにしましょう。
ストリート系ジャズダンスの要素を含んでいて、テーマパークやシアターダンスなどで使用される事も多いです。

 

ジャズダンスの歴史

ジャズダンスは1990年代のはじめの頃にアメリカで誕生しました。
当初はサックスやトランペットで奏でられるジャズミュージックに合わせて、クラシックバレエのような動きをして踊る形式でした。
徐々に踊りの中にリズミカルな動きが取り入れられ、
時代が進むにつれて既存の枠を超え、様々な曲で様々な動きのあるダンスに進化しています。
その結果、近年では本来の形から派生した複数の種類のものが世界中で楽しまれるようになりました。

ジャズダンスはこんな方にオススメです!

ジャズダンスのジャンルにはさまざまな種類がありますが、ジャンルによって曲のテンポや難易度は異なります。
ここでは、ジャズダンスの種類ごとに、どのような人におすすめなのかを紹介します。

ジャズヒップホップ:流行りのK-POPのようなダンスをしてみたい人

R&Bジャズ:大人な雰囲気やおしゃれな雰囲気で踊りたい人
※1990年代の宇多田ヒカルさんや安室奈美恵さんのような曲調

スロージャズ:バラード調の曲で全身を使って伸びのある踊りをしたい人
感情表現を身体でしてみたい人

ジャズダンスは、種類によって特徴がまったく異なるので、自分に合ったジャンルを選びましょう。
ちなみに、上記で紹介したジャズダンス以外にもダンスには多くの種類があります。

 

おわりに

ジャズダンスにはさまざまな種類があり、それぞれ使用する音楽や踊り方が全く異なります。
TWICEのようなダンスをしたい人にはジャズヒップホップがおすすめで、
古き良きR&Bミュージックが好きな人にはR&Bジャズがおすすめです。
また、クラシックバレエを経験していた人にはスロージャズが合っているでしょう

同じジャズダンスでも、講師によって全く違うので
気になるジャンルでスタジオを探したり
気になる講師でスタジオを探してみてくださいね!

この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。

ジャズダンスの基本動作

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