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K-popダンス初心者と経験者の違いとは？

投稿日:2023年8月23日
更新日:2023年8月24日

皆さんこんにちは！埼玉ダンススクールリアンの髙橋紫織です。

近年や世界の音楽シーンから見ても、大きな存在となったK-pop。
世界観だけでなく、キレのあるダンスや高レベルなパフォーマンスで魅了されます。

K-popダンスは振り付けやメロディ、独特なリズム
どれを取っても中毒性がありますよね！
そんな魅力的なK-popですが、見ているだけではなく、

「大好きな推しのダンスを覚えて踊ってみたい」
「推しみたいに踊れるようになりたい」

と思っている方も多いのではないでしょうか？
また、挑戦したことがある方でも
「初心者と経験者のダンスはどこか違う」と感じている方も多いと思います。

今回はK-popダンスの経験者と未経験者の踊り方の違いについて解説していきたいと思います！

K-popダンスとは

韓国のアーティストが踊るダンスの事を指す事が多いです。
K-popダンスの特徴としてはHIPHOPを初めとする様々なジャンルの動きが取り入れられているということです。

初心者でも真似できるものもありますが、複数のジャンルの動きを取り入れた難しい振り付けまで難易度の幅がとても広いです。
また、曲のイメージによっても大きく代わり、振付師によっても大きく特性が変わります。

いざ憧れのアーティストを真似て踊ってみても、

『何かが違う』

『そもそも真似をする事自体が全く出来ない』

など、壁にぶつかった事がある方もいるのではないのでしょうか？
その理由は、ダンスの基礎力があるのと無いのとでは大きく差が開いてしまうから。

経験者のダンスと初心者のダンスの違いは何か？

ダンスを踊りきる体力

バスケやサッカーなどの運動をやっている人や学生時代に部活でやっていた人などは、
スポーツに向けた体が出来ているので、意外にすんなり出来るケースも珍しくありません。
ただ日頃運動する習慣が無い方々は、K-popダンスはハードに感じる事も多いと思います。
ダンス経験者は何度も練習を重ね、人によってはトレーニングなども行い、ダンスに必要な体を作っています。
未経験者でも、繰り返し練習する事で、ハードな振り付けに体を順応させて行く事が可能です。

体のパーツのコントロール

とても大切な基礎知識として必要なのはアイソレーションです。
未経験者の方にとって「アイソレーション＝体のパーツのコントロールする事」はかなり難しいと思います。
振り付けの中で入ってくる『首だけ動かす』や『腰を入れて歩く』『肩を交互に動かす』などの動きはすぐに真似する事が難しいです。

一方、ダンス経験者は何度も練習を重ね、アイソレーション単体での練習を重ねています。
体のパーツを自由にコントロールする事が出来ると、ウェーブなども綺麗に魅せる事が出来ます。
この練習自体が身体の可動域を広げる事にもつながり、振り付けの再現性が高くなります。

リズム感覚

未経験者の方は、メロディやカウントで踊る事がほとんどだと思います。
カウント自体も複雑になると、「どのタイミングで動けばいいのか？」と、頭を悩ませる事も多いでしょう。
テンポの早い曲だとより動く事を優先してしまい、『早取り』と言われる、リズムより早く動いてしまうなんて事もよくあります。

一方、ダンス経験者は、カウントだけでは表現しずらい『歌詞のタイミング』や『楽器の音』などに合わせて踊る事が出来ます。
またどの音楽をどの振り付けがどのタイミングで表現しているのか

という事を理解し踊る事で再現性を上げる事が出来ます。

ポージングがわからない、止まれない

未経験者の方は止まる事自体に違和感を感じたり、ポージングが苦手な方も多いと思います。
また真似しても何か違う感があったりカッコいいと思えなかったり、ポージングで悩む方も多いのではないでしょうか？
ダンス経験者は、『どこに自分の体の軸を置くのか？』『角度はどれくらいつけるのか？』『手の位置は？目線はどこを向くのか？』など
１つのポージングから様々な情報を分析し、再現する為の研究をします。

まとめ

今回は経験者と未経験者の違いについて解説しました。

慣れや経験により動き方は大きく変わってきます。
初めのうちは出来ない事に挫けそうになる事も出てくるかもしれません。
続けるうちに自分の中の動き方の引き出しが増え
段々と上達していくのでまずはじっくりコツコツと練習してみましょう。