ダンスの表情の作り方
投稿日:2023年9月17日更新日:2023年9月17日
皆さんこんにちは。
埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織です。
レッスンの際に表情がないという指摘を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ダンスでの表情は、重要な表現の1つです。
そこで今回はダンスで表情が上手く作れない原因や、表情の作り方を解説していきます。
ダンスをより上達するために表情の作り方を知りたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね!
ダンス中に表情が上手く作れない原因は?
ダンスではダンサーの表情が雰囲気や表現となり、振り付けに色を付けていきます。
そのため、ダンスの表現力をアップさせるためには表情を上手く作ることがとても大切です。
まずは、表情が作れていない原因が何なのかをはっきりさせましょう。
①ダンスを楽しめていない
ダンスを楽しめていなければ、表情は作れません。
人は、楽しいときには笑顔に、落ち込んでいるときには暗い顔になるといったように、感情を表情で表す生きものです。
そのため、
ダンスを十分に楽しめていない状態
振りを覚えるのに必死な状態
だと、楽しいという表情を作ることは難しいでしょう。
表情を作るという表現の練習には、前提としてダンスが好きで、楽しめていることが必要です。
また、楽しさのほかにも感情を表す数多くの表情があります。
楽しい以外の表情を意図的に作るには、ダンスをするときに歌詞の意味や感情を意識することが重要になります。
②自分のダンスや表現力に自信が持てない
ダンスを楽しんでいて好きという気持ちもあるのに、表情を作れないという方は、自分のダンスに自信を持てていないのかもしれません。
練習ではリラックスして自然に踊れていても、発表の場になると緊張や不安で上手く踊れない、ということもあるのではないでしょうか。
自分のダンスに自信を持てていないと、緊張や不安に呑まれ、上手く表情を作れなくなります。
また、緊張や不安という感情は表情に出てしまうので、ダンスを見る側にも伝わってしまいます。
自信を持って堂々と踊ることができれば、自然とダンスに合わせた表情ができます。
③振り付けを覚えられていない
ダンスは、耳で音楽を聴きながら体を振り付けの通りに動かす、という2つの作業をしているため、表情を作る余裕がなくなることがあります。
表情を作れるだけの心の余裕をもって、ダンスを踊れるようになることが重要です。
そのためには、振り付けをしっかりと覚えるまで踊り込む必要があります。
できれば、音楽を聴いただけで体が自然と動くようになる状態が理想です。
振り付けをしっかり覚えて音楽を聴く余裕を持つことで、表情が自然と音楽に合わせて作れるようになります。
④曲の雰囲気や歌詞の意味が理解できていない
振り付けを問題なく覚えられているのに、表情がなかなか作れないという場合は、踊る曲に対しての理解が足りていない事が考えられます。
ダンスにおいて、曲は欠かせない要素。
曲のリズムやメロディーを単に聴くだけではなく、その曲が何を表現したいのか、どんな雰囲気を持っているのかなど
歌詞を深く理解する必要があります。
曲を自分なりに解釈し、
表情で歌詞や雰囲気を表現する
これができるとダンスの質がより一層上がります。
ダンスで表情を上手く作るためのポイント
①表情の種類を増やす
表情には、喜怒哀楽のほかにもたくさんの種類があります。
笑顔も1つだけではありません。
ダンスを踊りながら、数多くの表情を表現することは難しいですが、表情がつくれるとダンスがより一層魅力的になります。
そのためにまずは、表情の引き出しを増やすことが必要です。
表情の引き出しを増やすためには、感受性を豊かにするトレーニングをすることから始めましょう。
心を動かされる映画やアニメでも感受性は豊かになります。
②ダンスの振り付けを身体に落とし込む
ダンスの振り付けをしっかりと練習して覚えることで、音楽を聴く余裕や表情を作る余裕が生まれます。
振り付けに不安が残ると、思考が振り付けのことに引っ張られてしまうので、十分な練習をして、身体に落とし込み、気持ちに余裕を持たせることが大切です。
また、「ここの振り付けのときはこんな表情をしよう」というように、振り付け自体にも表情をつけることができるため、より高いテクニックが身につきます。
③音楽をよく聴く
振り付けを覚えて余裕ができたら、次は音楽をよく聴いて音楽に表情をつけましょう。
曲は、歌詞だけでなくメロディーやリズムにも意味を込めて作られています。
曲に込められた意味や背景などを読み取って、適切な表情で踊ると、よりダンスの繊細な部分を表現できます。
ダンスで使う曲以外にも、幅広いジャンルの曲を聴くことによって感受性を豊かにできます。
ダンスの表情を作るには
ダンスの表情をつけるためには、まずダンスを楽しむことが大切です!
振り付けをしっかりと覚えて心に余裕を持つことで、音楽やダンス全体の雰囲気に合わせた表情が自然とできるようになります。
また、表情の引き出しを増やすためには、音楽をよく聴くことや、心が動くような体験をする事。
日常生活での経験がダンスに活かせるようになりますよ!
この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆
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