ストリートダンスのターンの基本動作と5つの練習方法
投稿日:2023年10月30日更新日:2023年10月30日
皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織です。
ダンスにはターンがつきものといっていいくらい、振付の中にターンが入ってきます。
回る動作というのは普通にやると目が回ってしまいます。
ダンスでのターンはそうならないコツがあるんです!
ダンスをカッコよく見せるためにターンを練習しましょう。
ストリートダンスにおけるターンの基礎
クロスターンとキックターンの基本動作や、ターンを決めるための5つの練習法を紹介します。
クロスターン
クロスターンはダンスの動きの中でも単純な動きとなるものなので、初心者の方はここから練習をしてみましょう!
初めてターンの練習をするとふらつきますが、繰り返し行ううちにふらつきがなくなります。
やり方
① 右足を左足の前に引っ掛ける
② 両手をバストトップの高さでサイドに伸ばしておく
③ 腕が下に下がらないように注意して反時計回りに回り正面を向く
※反対周りも同様に練習しましょう!
クロスターンは止まった状態から練習できます。
足の裏全体に体重を乗せるようにして、体の中心を軸にして回ることをイメージするときれいに回ることができるでしょう。
遠心力がかかるのでお腹にぐっと力を込めて行うと、バランスがずれずにきれいに回ることができます。
キックターン
回る方向と逆方向に腰をツイストさせるのがコツです。
慣れてきたら2周以上回ってより大きく複雑な動きにしていきましょう。
右足でキックして右、左の順で足踏みをするというイメージです。
右、左とうまくできるようになったら、右でキックするときに左足を後ろに引くようにするとよりかっこよくなります。
右足でキックの動作をした後に、右足を床にトンとなるようにつけます。
そして次の2回目の右足の床にトンという感じで、左足を右足の横に引っ掛ける動作をします。
キックターンを行う時は、腰の動きが重要!
体をねじると元に戻ろうとする力が働くので意識して力を込めていなければ元に戻ります。
回る方向と逆方向に腰をツイストさせるとよりしっかりと回ることができますよ。
1周回る分にはこうした腰の動作も必要ありませんが、2周回る時には腰の反動を利用するとうまくできます。
ターン上達の為の5つの練習法
顔を残す練習は1点を見つめて行う
プロのダンサーを見ているとターンをしても顔が正面にぎりぎりまで残っています。
顔を残す、顔をきるという言い方をします。
これはターンを行う時、目線を一点にしぼり、体をターンさせるギリギリのところまで1点を見つめて、そこまできたら一気に頭を回転させる方法です。視線を向けるところに印をつけて、そこから目を離さないように練習するといいでしょう。
顔を残す練習を行うとターンで目が回るという人も回りにくくなります。
視線を1点にしておくことで目の移動と動きが少なくなるので、目が回りやすいという人も顔を残す練習がおすすめです。
腕を利用してバランスをとる練習をする
バランスがうまく取れない、どうしても体がふらついてしまう方は、腕を使って練習するとバランスが取りやすくなります。
スケート選手がくるくると回る前に手を広げて次第に身体の内側に縮めていきますが、自分にとってターンを行う時、一番ぶれない腕の位置を見つけましょう。
腕を水平にして縮めるとか、肘を軽く曲げておくなど、一人一人バランスが最もとれる腕の位置があると思います。そこを見つけて練習するとかっこいいターンができるようになるはずです。
踵で止まる練習は重心に意識を置く
ポーズをとる前にターンを行う振り付けなら、しっかり静止することを考えて、踵に重心を置くように意識します。
前のめりになったり、横にぐらついたりすることがないよう、ターンの後、踵にしっかり重心がくるように「お腹に力を入れて」軸を意識する練習を繰り返しましょう。
逆回転も取り入れる
利き足でターンができるようになったら利き足ではない方の足でもターンができるように練習です。
グループで踊るとき、自分の立ち位置によってターンが効き足と逆方向になることもあります。
そんな時、両方にターンができればグループでどの位置になってもダンスができるようになります。
ターンのブレを減らししっかり回れるよう体幹づくりを!
ターンにしてもステップにしても体幹がしっかりしている人は体がぶれにくく、切れのあるダンスができます。
ターンを上達させたいのなら体幹トレーニングも取り入れるべきです。
片足を挙げて静止してそれを30秒ほどキープするなど、体幹トレーニングも行います。
体幹が付くとターンもブレが少なくなりしっかり回れるようになりますよ!
まとめ
ターンの練習は数多く継続して行うことが重要です!
上手な人のダンスは、かっこよくて華麗で、軽く踊っているように見えます。しかし、無理なくターンしている・危なげないように見える人ほど練習をしっかり積んでいるものです。
ステップもそうですが、ターンの練習も数多く行うこと、継続して行うことが重要であり、ダンスの上達につながります。
地道に練習を続ける事で精度が上がるので、楽しみながら練習しましょう!
この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆
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