大人のダンスには対策が大事!怪我の予防と対策
投稿日:2023年11月14日更新日:2023年11月14日
皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織です。
カラダや皮膚に、違和感などを感じやすいダンス中の怪我。
小さな怪我が思わぬハプニングになり、大きなけがにつながってしまうこともありますので、今回はダンス中に起こりやすい怪我の種類をについて解説します。
ダンス中に起こりやすい怪我の対策と予防
ダンス中に起こりやすい怪我は、どれもが練習に支障をきたしてしまったり、ムダにストレスを抱えてしまうリスクがあります。
どこか身体が痛いとやる気も落ちてしまいますよね。
いつも前向きなモチベーションでダンスの練習をし、楽しんだりするために
ハンマートゥ
掠り傷
関節炎
水ぶくれ
といった怪我の種類別の対策・予防をしていきましょう。
ハンマートゥ
ハンマートゥとは、趾がハンマーの先と似たような形に曲がってしまう怪我・トラブルのことをいいます。
趾の先端や先は、ちょっとした圧力をかけるだけでも負担がかかりやすく、趾が赤くなったり、皮膚が盛り上がる等に腫れてしまったり、魚の目などのトラブルができてしまうこともあります。
ハンマートゥは腱の位置や骨の構造によって、筋肉に大きな負荷がかかってしまうことが原因。
履いている靴がきついなど、外的な負荷や圧力によって、趾先が曲がりやすくなってしまい、ダンスによる不要なチカラがプラスされ、変形してしまうことも。
ハンマートウの対策・予防法
ハンマートウには、足の痛みを和らげ、徐々に改善してくれる専用のパッドがおすすめです。
豊富なラインナップがあるハンマートウ専用のシートは、足にかかる負荷を最小限に抑えたり、曲がってしまったパーツに当てることで、変形してしまった足の指を改善したり、摩擦を軽減してくれます。
掠り傷
ダンス中に起こりやすい掠り傷のトラブルは、皮膚の層の一部である表皮が、擦り剝けてただれたり、出血してしまう怪我のことです。
掠り傷の原因は、ダンスの動きによって皮膚に摩擦や刺激がかかったり、機械的な圧力が加わることで起き、痛みが持続しやすく、練習や日常生活を送ることにも支障をきたしてしまうことがあります。
ダンスにはさまざまな種類がありますが、素足で踊る事の多いモダンダンスは特に、掠り傷の怪我が多いといわれています。
掠り傷の対策・予防法
感染症のリスクも心配な掠り傷には、できるだけ早めに局所に消毒をしたり、抗生物質が配合されたクリームをつけるなどのケアが効果的です。
またサポーターを使って、擦りむいたパーツを覆うように処置すると、摩擦を和らげる効果があります。
関節炎
関節炎は、関節による変化が怪我につながった状態のことです。
関節リウマチ
骨関節炎
細菌性関節炎
痛風
といった怪我の症状がひとくくりになっています。
ダンスの最中にもっとも起こりやすい怪我といわれているのが関節炎です。
骨関節炎など、変性による関節疾患で、この状態に気付かず、ダンス中に無理に関節を引き延ばしたり、使いすぎてしまうことも大きな原因となっています。
関節炎の対策・予防法
ダンサーにもっとも起こりやすい怪我である関節炎は、ダンスをした後に痛みを強く感じることがあります。
関節炎は、関節がどんどん硬くなって悪化してしまうリスクがあるため、無理に動かしたり自己流のマッサージは避けるようにして下さい。
水ぶくれ
水ぶくれとは、ダンスによって汗をかいたときに、衣類の中で湿気が蔓延した状態で、皮膚の外装や表皮が離れ、水のような血液が溜まってしまう怪我のことをいいます。
水ぶくれの対策・予防法
水ぶくれは、皮膚にかかる摩擦や刺激、ムレなどが原因となっているため、身につけている下着や靴が自身に合っているか、もう一度見直してみましょう。
水ぶくれはちょっとしたきっかけでもつぶれやすい性質があるため、この場合は皮膚の不要なパーツを清潔なはさみなどでカットすることがおすすめです。
水ぶくれは消毒や薬の塗布によって、本来の自然治癒力が低下してしまうこともあるため、絆創膏などでカバーするだけのケアが推奨されています。
ダンス中の怪我を少しでも減らし、パフォーマンスをどんどん向上させていくためには、根本的な原因を把握しておくことが大切です。
まとめ
大好きなダンスをしている最中に怪我をしてしまったら、とっても辛いですよね。
ダンスを楽しむためにも、予防と対策をしながらダンスの前と後のストレッチを念入りに行ったり、丁寧で規則正しいライフスタイルを送るよう心がけましょう。
この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆
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