ダンスの振り付けをする時のコツ
投稿日:2023年12月14日更新日:2023年12月14日
皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールの髙橋紫織です。
最近の中学校では創作ダンスが必修科目になりました。
創作ダンスとは自由に好きな曲を選び、自分たちで振り付けを考えながら完成させるダンスのことです。
生徒個人の自由な自己表現を引き出すことを目的としています。
ただし、ダンス経験者でも振り付けを作るのは至難の業。
いきなり振りを作れと言われても困ってしまう方はたくさんいると思います。
そこで今回は創作ダンスの振り付けを作るときのポイントについて解説していきます!
振り付けを作る時のポイント
◾︎誰に何を伝えたいのか明確にする
誰に何を伝えたいのかを明確にすることで、振り付けのアイデアが決めやすくなります。
また見る側にとってもメッセージ性のあるダンスとして楽しめるというメリットがあります。
目的を明確にすることから始めると、選曲やダンス構成に関わる世界観がぶれません。
◾︎ステージの広さを決める
場所によって、ステージの広さが異なるので事前に下見したり、実際に踊ってみるといいでしょう。
広さによりやれる事や、人数、構成が変わってきます。
◾︎選曲する
選曲によって、振り付けや世界観が決まるくらい重要なポイントです。
また選曲におすすめの音楽は、歌詞入りの曲を選ぶことです。歌詞に合わせて振り付けを考えられるメリットがあります。
◾︎ダンス動画を参考にする
最近では、YouTubeやTikTokなどのサイトでダンサーたちが踊る動画がたくさんあります。
創作ダンス用の動画もあるので、未経験者の人でもお気に入りの振り付けをピックアップして繋ぎ合わせてみましょう。
◾︎鏡と対面で練習する
ダンススタジオによくあるような壁一面の鏡が1番練習しやすいですが、鏡がないという人はスマートフォンのカメラを反転させるなど工夫してみましょう。
動画を見ながら身体を動かす時間を増やすと振り付けも覚えられるようになります。
◾︎ダンスを録画する
創作ダンスだからこそ振り付けは忘れやすいため、録画して復習できるようにしておきましょう。
ダンスの振り付けのコツ
◾︎同じ振り付けを繰り返す
創作ダンスの振り付けが思い浮かばないときは、同じ動きを繰り返すという方法があります。
たとえば、サビの部分で左右対象の振り付けにすると、見る側にとっては特徴的で印象に残るようなダンスとして印象付けができます。
余っていたカウント部分を埋められるので、困ったときは同じ振り付けを繰り返すのがいいでしょう。
◾︎フォーメーションを取り入れる
ほとんどのダンスは、終始その場で踊ることは少なく、ダンサー自体を移動させるフォーメーション移動も取り入れています。
チームで踊る場合は特に、ポジションを動かすと同じ振り付けであっても違った印象を与えることができます。
◾︎ジャンプやステップを取り入れる
ダンス全体的に躍動感を持たせるためには、左右上下といったアクセントも必要です。
ジャンプしたらステップで横移動したり、腕を上げて座り込んだり、身体の縦と横のラインを意識したポーズを取るとより大きく見えておすすめです。
◾︎振り付けの間隔に余裕を持たせる
曲の1カウントにつき1つの振り付けといったように間隔を詰め込む必要はありません。
特に最近の流行り曲はテンポも早いので、足し算というよりは引き算をするイメージで作ってみましょう。
振り付けはカウントに対して少し足りないと感じるくらいが丁度いいとされています。
◾︎ダンスに使用する曲を研究する
選曲は何よりもダンスの振り付けを考えるうえで一番重視すべきことでもあります。
普段から聴いている曲で振り付けを考えるのは割と簡単に感じられると思います。
それは自分のなかで曲の世界観やイメージが完成できているからこそできることです。
ダンスに使用する曲を深堀りすればするほど、自分のなかで世界観が出来上がっていくので、振り付けのアイデアと同時並行で研究するとイメージが固まっていきます。
まとめ
振り付けを考えるというのは難しく感じると思いますが、実際に考えているだけでは何も習得ができません。
まず、身体を動かしてみるところから始めましょう。
イメージを固める時間も必要ですが、なるべくダンスの振り付けを真似したり、オリジナルのダンスを踊りながら作り上げていく方が本番でも自信をもって披露ができるので、とにかく練習あるのみです。
これから創作ダンスをする方はぜひ参考にしてみてくださいね!
この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆