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ジャズダンスの基礎・ピルエットとは?

投稿日:2024年3月26日
更新日:2024年3月26日

皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールリアンの髙橋紫織です。
ジャズダンスではピルエットというターンが振り付けに出てくることが多々あります。
苦手意識を持つ方も多いピルエットですが、今回はピルエットの練習方法やコツについて解説します。

ピルエットとは?

ピルエットとは、バレエにおける基本的な旋回技の一つで、片足のつま先で立ちながら体を回転させる動作の事です
この技は、体を片脚で支え、その脚を軸にしてその場で回転することを特徴としています。
ピルエットには様々な種類があり、回転の回数やポーズ、回転の方向によって異なります。
例えば、左脚で立っている場合、上げられている右脚の方向へ回転するものを外回り(アン・ドゥオール)といい、反対に左へ回転するのを内回り(アン・ドゥダン)と言います。
また、空中に跳び上がったままで体を回転させるピルエットもあります。

バレエでは、ピルエットの成功はバランスとテクニックに大きく左右されます
練習を重ねることで美しいピルエットができるようになります。

ジャズダンスのピルエットとは?

バレエのピルエットと似ていますが、いくつかの違いがあります。
ジャズダンスでは、ピルエットは片足で立ち、もう片方の足を膝の位置まで引き上げ(パッセして)回転する技です。
この技は、軸足のつま先またはボール(足の前部)を使って行われます。
ジャズダンスのピルエットは、しっかりとした軸を保ちながら、エネルギッシュで流れるような動きを特徴としています。
回転する際には、腕の動きや体の姿勢が重要で、これらが回転の安定性と美しさに影響します。

ジャズダンスのピルエットを上手く行うためのコツ

まずは予備練習

両足で踏み切り、片足で立つ練習を行い、バランスを取れるようにする。
その際軸でない方の脚はパッセで固定する。

軸足を安定させる

軸足のつま先またはボールでしっかりと床を押し、膝を伸ばして回転する。

腕の動き

腕を振った勢いを利用して回転し、腕の位置を調整することでバランスを保つ。

首の動き

回転中に首を正面に保ち、回転が終わる前に首を回して正面を向く。

これらの要素を組み合わせることで、ジャズダンスのピルエットを美しく、華やかに表現することができます。

ジャズダンスのピルエットの練習方法

基本姿勢の練習

まずは、正しい姿勢を身につけることが重要です。
背筋を伸ばし、腹筋を引き締め、肩をリラックスさせます。
この基本姿勢を保ちながら、バランスを取る練習をします。

スポット練習(首をきる練習)

スポッティングとは、回転中に一点を見つめ続ける技術です。
これにより、回転時の目の動きをコントロールし、めまいを防ぎます。
鏡の前で立ち、頭を一点に固定しながら体だけを回転させる練習を行います。

パッセの練習

パッセとは、片足のつま先をもう片方の膝につけるポーズです。
このポーズを取りながらバランスを保つ練習をします。

回転の練習

最初はゆっくりとした回転から始め、徐々に速度を上げていきます。
軸足のつま先またはボールでしっかりと床を押し、膝を伸ばして回転することを意識します。

腕の動きの練習

腕を使って回転の勢いをつける練習をします。
腕は回転の初めには広げ、回転が速くなるにつれて体に近づけます。

音楽に合わせた練習

ジャズダンスは音楽と密接に関連しているため、音楽に合わせてピルエットの練習をすることが大切です。
リズムを感じながら、音楽に合わせて回転するタイミングを掴みます。
これらのステップを繰り返し練習することで、ジャズダンスのピルエットを上達させることができます。
練習を重ねることで、より安定した回転と美しいフォームを身につけることができます!

まとめ

ジャズダンスでは、ダンスを華やかに演出する為にピルエットが使用される事が多いです。
ピルエットは練習を積み重ねる事で上達する技術なので、たくさん練習してみましょう!
綺麗に華やかなターンができるようになりますよ(^^)

この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。

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