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ダンスの回転技をマスターしよう!

投稿日:2024年4月3日
更新日:2024年4月3日

皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールリアンの髙橋紫織です。
ジャズダンスやテーマパークダンスの中でピルエットやシェネターンという回転技があります。
今回はピルエットとシェネターンについて解説します。

ピルエットとは?

ピルエットは、バレエの回転技で、片足で立ち、つま先を軸として回転する動作です。
体を片脚で支え、それを軸にそのままの位置でこまのように体を回転させます。
回転の回数やポーズ、回転の方向によって多くの種類があります。
左脚で立っている場合、上げられている右脚の方向へ回転するものを外回り(アン・ドゥオール)といい、反対に左へ回転するのを内回り(アン・ドゥダン)といいます。また、空中にとびあがったままで体を回転する場合もあります。
名称は、ブルゴーニュ地方のピルエル(紡績用のこま)から、あるいは片脚で回転するところからピエ(足)とルエ(旋回)の合成語に起源するといわれています。
バレエの回転技のうち最も典型的なものです。

ジャズダンスの基本技・ピルエットを美しく回るためのコツ

バーで意識するポイント

パッセの足

パッセの足は、ひざかひざの少し下につけましょう。
ひざ上だと骨盤が上がってしまい、スクエアが難しくなります。

骨盤

骨盤を並行に保つようにしましょう。
軸足の骨盤が下がっていることが多いので、軸足で床を強く押して骨盤を引き上げましょう。

上半身と軸足の位置関係

みぞおちが軸足の内ももの上にあると良いです。

腕の位置

みぞおちの前で、脇の隙間にげんこつが一個入るくらいがベストです。

センターで意識するポイント

後ろ足の位置

後ろ足と前足が縦に配置してしまうとバランスが取れません。
骨盤の幅程度に足を開き、つま先は前(パラレル)にします。

重心

前足と後ろ足の比率は、前足:後ろ足=7:3くらいが良いです。
前足の内くるぶしが斜めになっていないかチェックしましょう。

腕の位置

アンナバン(みぞおちの前)で、プリエのときにアンナバンの腕をアラセゴン(横)までしっかり開くことがポイントです。

戻す方を意識しましょう。
回転のスピードが出ない場合、首を残しすぎている可能性があります。

これらのポイントを意識して、美しくピルエットを回りましょう!

シェネターンとは?

シェネは、バレエの回転技の一つで、くるくるくるっと、素早く連続で回転しながら、直線や円を描くように移動する動作です。
進行方向に向かって一歩前に出して一回転し、この動作が繰り返されているため、まさにターンがチェーンのように連なっていきます。
シェネは、乱れることなく、徐々に加速するか同じ速度で滑るように回る美しいターンです。

シェネのポイント

まっすぐに立つ

体はまっすぐに立っていることが重要です。

ひじを張る

回っている間、ひじをしっかりと張り、アンナバン(肘を伸ばした状態)をキープしましょう。

首を切る

ターンでは目が回らないように首を切るという動作の練習が必要です。
鏡の中のおでこの上当たりをずっとみつづけて回る意識を持ちましょう。

裏と表を見せるように半回転ずつ進む

シェネは半回転ずつ進むため、裏向きと表向きを交互に見せることが大切です。

最後のポーズに命を懸ける

シェネの最後のポーズは美しく仕上げることで、全体の印象を左右します。

落ち着く

速度を保ちつつも、落ち着いて回ることがポイントです。

これらのポイントを意識して、シェネを練習してみてくださいね!

まとめ

シェネターンはバレエやジャズダンスに用いられる基本的な技術です。
テーマパークダンスやアイドルのダンスなどでも使われます。
綺麗に回るためには練習が必要です。
ゆっくり自分のペースで練習してみてくださいね!

この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。

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