ダンスの回転テクニック・シェネターン
投稿日:2024年5月24日更新日:2024年5月24日
皆さんこんにちは!
埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織です。
皆さんはシェネターンという回転技をご存知でしょうか?
様々なシーンで使われるターンの1つです。
今回はシェネターンについて解説します。
シェネターンとは?
回転のテクニックのひとつです。
バレエの基礎となっているターンで、ジャズダンスやアイドルダンスなど様々なシーンで使用されます。
このシェネというテクニックはとても難しいんです。
回り始めはよくても、だんだんとスピードダウンしてしまったり、思うようにまっすぐ進めなかったり、慣れていない方にとっては、悩み多きテクニックに入ります。
シェネターンについて
シェネは、フランス語で鎖(くさり)・チェーンを意味する言葉です。
床の上に「鎖」を描いていくように、左右の脚を入れ替え、半回転ずつ回りながら進んでいきます。
ジャズダンスのシェネのやり方
1.プレパレーション(準備)をします
右脚を前に出し、プレパレーション
2.右脚を横にまわす
左脚はプリエ、右脚はつま先で弧を描くようにして横にまわし、2番のプリエに入ります。
3.右脚を軸にして半回転
左脚で床を蹴って、右脚のドゥミ・ポアントに立ちます。
と同時に、右脚を軸にして半回転しながら後から来る左脚を引き寄せます。
4.左脚を軸にして半回転
3の状態から、今度は左脚を軸にしてさらに半回転します。
5.また3に戻って・・・
また半回転、半回転・・・
というように、左右の脚を交互に軸にしながら、回転を続けていきます。
シェネの練習方法は?
バレエ初心者の方や回転に慣れていない方は、はじめから回らずに、STEP1から順を追って練習してみましょう。
①顔をつける
目が回らないように、顔をつける練習をします。
バーをもって、顔を右、左、右、左・・・パッパッっとリズミカルに!
②ルルヴェで足踏み
1番ポジションのルルヴェ(かかと同士をくっつけて)から、軸の切り替えを練習します。
右に体重をのせた時に少し左足を床から浮かせ、左に体重をのせた時は右足を床から浮かせます。
右、左、右、左、というように足踏みをして、左右の脚を交互に軸にしていきます。
③軸に脚を引き寄せる
プレパレーションから軸足に引き寄せる練習をします。「シェネのやり方」の1~3までの流れです。
繰り返し練習して、裏向きで立つ!という感覚を覚えましょう!
④ゆっくり回ってみる
ゆっくりと半回転しながら、軸の切り替えを練習します。
左右の脚を交互に軸にして、ゆっくりと半回転ずつ回ってみます。
STEP1で練習した、顔をつけるのを忘れずに!
⑤ここまでできたら、はやいテンポで回ってみよう!
まとめ
シェネターンは慣れてくると回れるようになる回転技です。
慣れないうちは、勢い任せで回らずに、からだの表と裏をきちんと切り替えることを重視してみましょう!
綺麗なシェネターンが出来るようたくさん練習しましょう♪
この記事は、埼玉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆